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私の履歴書
私は子どもの頃、習字、野球、バイオリンなどさまざまな習い事を経験し、高校から大学にかけては空手に打ち込みました。学生生活を思い切り楽しむ一方で、親に支えられる生活を当たり前のように感じ、将来について深く考えることはありませんでした。
大学卒業後、私はイオンに就職し、鮮魚売場に配属されました。毎日魚を切り続ける日々を送る中で、仕事に真摯に向き合いながらも、自分の未来について明確なビジョンを持つことはありませんでした。しかし、そんな私の人生を大きく変える出来事が立て続けに起こったのです。
一つ目は、大学時代の同級生が突然亡くなり、その葬儀に参列したときのことです。若すぎる死を目の当たりにし、人生の儚さと、予期せぬ出来事がもたらす衝撃の大きさを痛感しました。さらに、母ががんを患い、長期間にわたる入院、手術、放射線治療に向き合う姿を見続ける中で、「もし自分や家族が同じ状況に直面したら」と強く考えるようになりました。
当時、私には2歳の娘がいました。「父ちゃん、父ちゃん」と駆け寄ってくる娘の姿を思い浮かべると、家族を守り、支える責任を自覚せずにはいられませんでした。また、母の治療費が家計に与える負担や、精神的なプレッシャーを目の当たりにする中で、「お金」がもたらす安心感と生活の安定の重要性を深く実感しました。これらの経験が、私の人生の大きな転機となりました。
その後、私は保険やファイナンシャルプランニングについて学び始めました。それまでは漠然と「資産が増えれば良い」と考えていた投資も、単なる「お金を増やすこと」から、「お金を通じて未来の安心を築くこと」へと目的が大きく変わりました。「お金」にまつわる問題は誰もが避けて通れないからこそ、適切な準備とサポートがあれば不安を軽減できる――そう確信したのです。
「知識は力」という信念のもと、私は知識の習得とブラッシュアップに努めてきました。ファイナンシャルプランニングは、保険、資産形成、不動産など多岐にわたる分野を網羅します。その奥深さに魅力を感じた私は、さらに専門性を高めるため、社会保険労務士や宅建士などの資格を取得しました。また、こうして得た知識を、日々のクライアントとの面談を通じて実践に活かし、経験として積み重ねています。
現在、私は教育費の見通しを立てるサポートや老後資金のプランニングなど、人生における重要な選択をお客様と一緒に考え、具体的なプランを作り上げる仕事に取り組んでいます。治療費、老後資金、教育費――どれも生活の基盤となる大切な要素です。それらを丁寧にプランニングすることで、クライアントが安心して未来を描ける生活を実現するお手伝いをしています。
私の使命は、お客様の目標や夢を実現するために最適な選択肢を提案し、将来への不安を解消することです。これからも学びと経験を重ね、多くの方にとって頼れるパートナーとして、安心と信頼を提供し続けたいと思っています。